スピードスケートの五輪銅メダリストで元競輪選手の植松仁容疑者が、4月に愛知県内を走る名鉄名古屋本線の満員電車内で、20代女性の脚に“体液”をかけた疑いで逮捕された。
植松容疑者は調べに対し、「体液は出しましたが、かけるつもりはなかった」と容疑を否認しているというが、
捜査関係者によると「かけた」と見なされれば暴行容疑になるもので、状況によっては公然わいせつ罪となることも考えられるという。
植松容疑者は岐阜出身、幼少時に始めたスピードスケートのショートトラック競技では2年連続の世界選手権代表になり、1998年の長野オリンピックで銅メダルを獲得した。
しかし、所属していた企業の経営悪化で解雇されるなどして競技生活が難しくなり、競輪選手を目指して2000年に日本競輪学校に入学。
翌年の卒業後に選手となったが、07年から体調不良での欠場を繰り返し、10年に引退。
510回の出走で1着116回、優勝14回だった。
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