東京国税局の30歳の職員が、JR外房線の電車内で女性の体を触ったとして、
千葉県の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。女性が職員の手をつかんで「痴漢です」と声を上げたところ、複数の乗客が集まって取り押さえたということです。
逮捕されたのは、東京国税局千葉東税務署の職員で、千葉県東金市に住む桃原卓也容疑者(30)です。
警察によりますと、13日午後9時50分ごろ、JR外房線の鎌取駅から土気駅に向かう電車内で、隣に座っていた30代の女性の下半身を触ったとして、県の迷惑防止条例違反の疑いが持たれています。
体を触られていることに気がついた女性が、職員の手をつかんで「痴漢です」と声を上げたところ、その様子を見ていた複数の乗客が集まって取り押さえ、駅員に引き渡したということです。
職員は当時、酒に酔った状態で、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
東京国税局広報広聴室の百武寛泰室長は「職員の逮捕が続いていることにつきまして、改めて深くおわび申し上げます。事実関係を確認後、厳正に対処します」とコメントしています。
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