勤務先の高校の女子生徒の体操服などに下半身を密着させて使えないようにしたとして、
埼玉県警は16日、県内の私立高校教諭の曽根佑太容疑者(28)=同県所沢市=を器物損壊容疑で逮捕し、発表した。
「好みの生徒だったので性欲を満たすためにやった」などと供述しているという。
関係者によると、曽根容疑者の勤務先は私立西武台高校(同県新座市)だという。
所沢署によると、逮捕容疑は、2022年4~10月ごろ、勤務先の高校のトイレ内で女子生徒の体操服や靴下に下半身を密着させるなどし、使えないようにしたというもの。
その様子を撮影し、SNSのメッセージ機能を使い、第三者に送信していたという。
曽根容疑者から押収したスマートフォンにこうした画像が複数保存されており、県警はほかにも同様の被害があるとみて調べる。
捜査関係者によると、画像には体操服を生徒のロッカーから入手したとする説明を添え、「甘い匂い」「顔を埋めた」などと記載していた。
SNSの運営会社が内部パトロールで発見し、不適切なやりとりだとして警察側に情報提供した。
その後、情報を得た埼玉県警がアカウントの利用者の特定などを進めていたという。
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