2年前、東京・世田谷区役所の職員が通勤通学ラッシュの時間帯に電車内で、通学中の10代の女性のスカートに体液をかけたとして逮捕されました。

器物損壊の疑いで逮捕された東京・八王子市の世田谷区役所の職員・斎藤響容疑者（25）はおととし11月、
西武池袋線の電車内で、通学途中の女性（10代）のスカートに体液をかけた疑いがもたれています。

警視庁によりますと、当時、電車内は通勤通学ラッシュの時間帯で混雑していて、
女性は電車を降りたあとにスカートが汚れていることを通行人に指摘されて気づき、その後、駅員が110番通報して事件が発覚しました。

斎藤容疑者は今年7月に都内の駅で女性の尻を触ったとして現行犯逮捕されましたが、
その後の証拠の解析などで2年前の事件への関与が浮上し、逮捕に至りました。

取り調べに対し斎藤容疑者は「満員電車で女性に体を密着させて2、3回やった」などと供述していますが、
「女性にかけようとは思っておらず、ティッシュやハンカチが間に合わなかった」と容疑を一部否認しています。