当時18歳の少女らを自宅に住まわせて売春させていたとして、警視庁少年事件課は売春防止法違反(管理売春)などの疑いで、埼玉県川越市仙波町、飲食店経営、嶋田優太(29)と同市小堤、飲食店店員、岩渕圭太(22)の両容疑者ら計5人を逮捕した。
同課によると、いずれも容疑を否認している。
島田容疑者らは平成24年10月以降、川越市の岩渕容疑者の自宅に当時18歳だった千葉県の無職少女ら数人を住まわせ、出会い系サイトを通じて連絡してきた男性客のいるホテルなどに派遣し、1回2~4万円で売春させていた。
同課は同容疑で関係先を家宅捜索し、埼玉県加須市の中学3年の女子生徒(15)ら2人が乾燥大麻を所持していたのを発見、大麻取締法違反容疑で逮捕した。女子生徒らも売春させられていたとみられる。
逮捕容疑は25年1~4月、無職少女を埼玉県内のホテルに派遣し、42~60歳の男性ら3人と売春させたとしている。
無職少女が昨年6月、東京都江戸川区内のトイレで出産した胎児を流したとして、死体遺棄容疑で逮捕され、「嶋田容疑者らに売春させられていた」と供述したことから売春容疑が発覚した。
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