東京・歌舞伎町の「トー横」で出会った14歳の女子中学生とわいせつな行為をしたとして、38歳の男が逮捕されました。男は自らを「ヒロ」と名乗り「トー横」に出入りし少女らに近づいていたということです。
逮捕されたのは、東京 港区に住む職業不詳、山下裕史容疑者(38)です。
警視庁によりますと、ことし1月、14歳の女子中学生を新宿区歌舞伎町のホテルに誘い込み、わいせつな行為をしたとして東京都の青少年健全育成条例違反の疑いが持たれています。
容疑者は歌舞伎町の通称「トー横」と呼ばれる場所で知り合った中学生からかぜ薬がほしいと頼まれ、「ホテルじゃないと薬は渡せない」と言って誘い出したとみられるということです。
容疑者は、去年7月ごろから「ヒロ」と名乗って「トー横」周辺に出入りしていて、「自分はこの子たちの親代わりだ」などと言って警視庁の補導活動を繰り返し妨害していたということです。
女子中学生は警視庁の事情聴取に対し、山下容疑者について「頼りになる一方で怒らせると怖い人」「拒み続けると殴られるんじゃないかと思い諦めてついて行った」などと話しているということです。
調べに対し、山下容疑者は、「言う必要はない」と認否を留保しているということです。
山下容疑者は警察官が「トー横」で補導活動をしていると、「俺はこいつらの親の承諾をもらって一緒にいる。親代わりだ」などと言いがかりをつけ妨害していたということです。
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