大阪・八尾市の認定こども園で、女の子2人の体を触ったとして強制わいせつの罪に問われた元保育士に対し、大阪地方裁判所は無罪の主張を退け、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
八尾市にある認定こども園の保育士だった和田敬之被告(32)は、3年前、5歳の女の子2人の胸などをプール遊びの着替えの際に触ったとして、強制わいせつの罪に問われました。
裁判で被告側は、「触るところを目撃したという同僚の証言は不自然な点がある」と無罪を主張していました。
9日の判決で、大阪地方裁判所の松本圭史 裁判長は、「同僚の証言に不合理、不自然な点はなく、話をあえてねつ造する必要もない」と指摘し、無罪主張を退けました。
そのうえで「性犯罪の意味もわからない幼い子どもへの犯行で、健全な育成への影響が強く懸念される。1か月の間に2回の犯行を繰り返し、卑劣で悪質だ」と述べ、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
この認定こども園は、事件をきっかけに一時、休園し、転園を余儀なくされた園児の保護者たちが、園側と八尾市に賠償を求めて民事裁判を起こしています。
和田敬之
名前 | 和田敬之(わだたかゆき) |
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容疑 | 強制猥褻罪 |
年齢 | 30歳 |
住所 | - |
職業 | 大阪府八尾市内にある認定保育園「さくら保育園」の保育職員 |
学歴 | - |
出身地 | - |
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