酒に酔った女性に性的暴行を加えようとしたとして、警視庁は4日、東京消防庁職員の古池裕司容疑者(25)=東京都北区赤羽南1丁目=を準強制性交等未遂容疑で逮捕し、発表した。
調べに対し、「事実と違う」と容疑を否認しているという。
赤羽署によると、古池容疑者は10月中旬の深夜、自宅で飲酒により酩酊(めいてい)状態だった20代女性に性的暴行を加えようとした疑いがある。
女性は知人で、この日はほかの人物らと飲食店で食事をし、散会後に古池容疑者が女性を自宅に誘い、再び飲酒していたという。女性は抵抗して、現場から逃げたという。
東京消防庁によると、古池容疑者は赤羽消防署の消防副士長で、火災現場での人命救助や消火活動を担当している。
同庁は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントした。
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