ことし2月、札幌市でカウンセリングと称し、20代の女性の服を脱がせ、体を触るなどしたとして、50歳の元大学准教授の男が逮捕されました。
準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、札幌市南区に住む元大学准教授、佐々木智城(ともしろ)容疑者50歳です。
佐々木容疑者は2月13日、札幌市北区北6条西6丁目のマンション内に臨床心理士として開いていたカウンセリングオフィスで、20代の女性に対し、
カウンセリングと称し、服を脱がせて体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、女性は佐々木容疑者のカウンセリングを何度か受けていましたが、佐々木容疑者の行為を不審に思い、母親に相談。
母親が警察に通報し、事件が発覚しました。
佐々木容疑者は事件当時、北広島市の大学の准教授でもありましたが、6月に「大学に迷惑をかけるかもしれない」との理由で、依願退職していました。
取り調べに対して佐々木容疑者は、大筋で容疑を認めながら、一部の行為については否認しています。
警察は佐々木容疑者の余罪も含め、引き続き調べをすすめています。
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