女児4人へ強制わいせつを行ったとして、逮捕されていた兵庫県尼崎市立の小学校の男性教諭(32)が不起訴処分になっていることが分かりました。
事件があったのは、兵庫県香美町。
場所は「尼崎市立美方高原自然の家 とちのき村」とされています。
9月16日~20日にかけて行われた金楽寺小学校の自然学校で、伊藤優教諭は就寝中の女児4人に対し強制わいせつ行為を行いました。
わいせつ行為の詳細については、被害者への配慮のため明らかにされていませんが、女児は、「怖くて目をつぶり、寝たふりをしていた」と話しています。
被害にあった女子児童は別の教諭に相談し、防犯カメラの映像などから男性教諭の関与が浮上。
本人は警察の調べに対し、容疑を認めていました。
今回の事件より前に、伊藤容疑者が女子児童に抱きつくなどのわいせつな行為を行っており、保護者が訴えていたことも分かっています。
被害の訴えを受けた学校側は、伊藤容疑者から聞き取りを行いましたが、注意をした上で林間学校に同行させたということです。
一度別のわいせつ行為で被害が出ているにも関わらず、注意だけで自然学校に同席させた学校側にも大いに問題があるのではないでしょうか。
神戸地検は、不起訴処分の理由について「被害者が児童であることに配慮した」とだけ語られています。
確かに被害者への配慮も必要だと思いますが、そのために不起訴処分でお咎めなしというのは許されることなのでしょうか。
なにか語られることのない理由があったのではとも考えてしまいます。
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