マッチングアプリで知り合った女性に睡眠導入剤を飲ませて性的暴行を加えたなどとして、県警捜査1課と習志野署は25日、わいせつ略取と監禁、準強制性交の疑いで、
いずれも自称住所不定の無職、丹野凌太郎(29)と高橋良太(29)の両容疑者を逮捕した。
県警は20代女性を中心に被害者が10人程度いるとみて、裏付けを進めている。
同課によると、高橋容疑者は容疑を認め、丹野容疑者は「弁護士が来るまで話せない」と供述している。
2人の逮捕容疑は共謀し、9月4日夜、県内の居酒屋で20代女性=県内居住=に睡眠導入剤入りの飲料を飲ませ抵抗できない状態にし、船橋市内のマンション一室に連れ込み、
5日午前0時15分~4時10分ごろ、酒を飲ませるなどして昏睡させ監禁し、性的暴行を加えた疑い。
同課によると、高橋容疑者がマッチングアプリで知り合った女性と居酒屋に入店。
その後、丹野容疑者が待つマンションに向かったとみられる。
2人は中学の同級生で、県警は詳しい役割や経緯を調べている。
県警は10月上旬、別の強制性交容疑で2人を逮捕。
丹野容疑者は同罪で、高橋容疑者は同ほう助罪で起訴されている。
この捜査の過程で女性の被害が分かり、県警は調べを進めていた。
暴行後に昏睡状態の女性を自宅まで送り届けていたため、女性は被害を認識していなかったという。
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