こんにちは。占い詐欺・霊感商法返金『占いバスターズ』です。
本日は占い師けんけんTVで配信中の動画より「ズバリンこと細木数子の正体を暴露します…【実名で徹底解説】」について解説していきたいと思います。
↓動画はこちらになります。
ズバリンこと細木数子さんの真実をガチで語ってみようかと。
イニシャル系トークにしようかと考えていたんですが、youtube内で検索すると「お墓御殿」さんとか「ゆっくり闇の界隈」さん等々のチャンネルさんがガッツリ実名で裏を話していてアップロードされているんで、もう僕もいいかと実名でいきます。
その辺りのチャンネルさんは集めてきた資料で動画を作成しているのでしょうけども、僕は占い畑という市場が一緒だっただけあり、リアルなガチ実話もしっているどころか、僕の相談者さんや知り合いでガッツリ彼女にイカれてしまった人間もいるので、克明に語っていきましょう。
占い業界では先輩に当たりますし、以前から話しているように僕はジジババの実の能力者ですから年上の人は敬うタイプではあるのですが、残念ながら細木さんから学ぶ事は一ミリたりともなく、霊感商法を嫌う僕からすればむしろ敵側ですから、ちゃんと全部明るみに出しておきましょう。
悟空にやられたピッコロ大魔王のように最後ちゃんと卵を吐いてますからね。
一人でも被害者が減るように話しますから、本日も最後までお付き合いください。
本来、死んだ人の事をどうこう言う記事は作りたくないですし、死者に鞭打つ行為はやらないモットーで生きてるんですが、相手がガチガチの霊感商法詐欺師ですから、容赦はしません。
知らない方は亡くなった時にご冥福をお祈りします、と書いてましたが、何をやっているか知っている人は
とありました。
いいね付けている方が圧倒的に多いのは細木さんがどういう事をやっていたかを
わかっている人達でしょう。
そしてせっかくなので、この記事では動画と同じく僕が付けたあだ名
ズバリンで呼ばせて頂きます。
①ズバリンの一生
この辺は他のチャンネルでも語っておりましたが、知らない方もいるでしょうから
話していきます。
1938 年、東京都渋谷区に生まれました。ズバリンの父親は政治活動を行っていおり、父親の元には大物政治家・大野伴睦や、暴力団関係者なども出入りしており、 幅広い人脈がありました。
その後、父親は太平洋戦争が始まるころには政治活動から身を引き 「ロマンスクラブ」という名のカフェを始め、ズバリンが7歳の時に病死しました。父親が亡くなった後に母「みつ」らと茶屋を営業していましたが、茶屋は当時から公然と売春の青線化をしていた店として有名でした。
ちなみに母親「みつ」は父親の 3 番目の妻で、ズバリンは、今でいえば愛人の子供でした。
父親に暴力団関係者などとの交流があるのと同様に、母親にも同じような関係者との繋がりがあったとも言われていますし、姉の一人は暴力団幹部の妻との噂もあります。
さらには弟の細木久慶氏は千葉県議員を恐喝したとして有罪判決を受け、さらにJBAの会長を務めていた時代、 パソコンを使ったマルチ詐欺事件を起こし起訴され、2006 年 1 月には詐欺容疑で逮捕されています。
血は争えませんね。
1951年、ズバリンはまだ中学1年生でしたが、既に店で接客しており、渋谷で夜10時には決まって客引きを行っていました。茶屋は、女給が常時5~6人待機し、そこに客引きした客を飲ませながら自主交渉行い、交渉成立すれば隣に作っていた連れ込み旅館『つくば』に連れ出すというシステムだったそうです。
1954年、16歳になり、ミス渋谷に選ばれます。かなり綺麗だったんですね。17歳で東京駅の高架下に「ポニー」というスタンドコーヒー店をオープンします。
高校生時代には宝塚音楽学校にも合格しましたが、それを蹴り、3年生の頃には高校も中退して水商売の道へ進みます。
「ポニー」も半年ほどで店を売却し、そのお金で新橋にクラブ「潤」をオープンしますが、「潤」も翌年売却します。
1958年、二十歳の若さで銀座でクラブ「かずさ」をオープンします。
1963年、店に来ていた客のプロポーズを受け結婚します。相手は静岡の眼鏡店の後継ぎ息子でしたが3ヵ月で家を飛び出し、1966年に離婚が成立しました。
1970年、ズバリン32歳の時、なんと詐欺の被害に遭い、10億を超える借金を抱えます。
彼女自身もこの時人生で一番きつかったと語っています。
これは僕の関係者から聞いた話なんですが、ズバリンをハメたのは有名男性詐欺師で、やり方は色恋です。ズバリンもこの時はまだまだ人間っぽさが残っています。
しかし、1975年、島倉千代子さんの後見人として借金問題を解決します。暴力団を使い島倉さんを助けた形になりました。これにより、島倉さんの興行の権利、レコードの販売権、島倉さんの赤坂のマンション全ての所有物を手に入れます。
当時のズバリンは、新宿の小金井一家二率会の梶尾会長の夫人でした。
売れっ子歌手だった島倉千代子さんの写真集、キャバレー回り、レコード収入、舞台収入等、ほぼ自らの懐に入れました。ズバリンは島倉さんの負債額について2億4000万円、4億3000万円、16億円、13億円、12億円と、そのときどきで言い分を変えています。
島倉さんに聞こうにも、彼女はズバリンの操り人形同然で、負債額がいくらかを本当に把握していなかったそうです。
とある雑誌記事の見出しでは島倉千代子「ズバリンに搾取された“16 億円返済”の地獄半生」
となっていました。
1982年「六星占術」に関する本を出版します。
1983年45歳になり、政財界にも力を持つ事で知られる陽明学者の安岡正篤氏と知り合い、結婚の約束を取り交わし、安岡の親族が反対するなか、安岡と交わした結婚誓約書をもとに単独で婚姻届を提出し、受理されますが、当時安岡氏は85歳と高齢であり、入院先での検査では認知症の症状があったこともあり、安岡の親族が「婚姻の無効」の調停申し立てを行った翌月、安岡氏は死去されました。
1985年『運命を読む六星占術入門』がベストセラーとなり、以降「六星占術」に関する著作を次々に発表「六星占術」ブームを巻き起こし、人気占い師となります。
彼女が自ら創作したと主張する「六星占術」は、 神煕玲(ジンキレイ)の六大天冲殺からの盗作であると、 溝口敦氏著『魔女の履歴書』で明かされています。
1993年、ズバリンが相談者に先祖供養として勧めていた墓の購入に関して、 購入者が「人の不幸、不安につけこんで不当に高額な墓を買わされた」と霊感商法ばりの損害賠償を求める訴訟が全国各地で起こります。
ズバリンは墓の鑑定料として10万円を受取り、相談者は鑑定で勧められた1000万円を越える墓を購入、借金の返済に苦しみます。
当時、ズバリンは久保田家や石材商店とつながりがありました。
2003年、この頃からズバリンが人生相談を行う特別番組が20%前後の高視聴率を挙げるようになり、各局で多くのレギュラー番組を持ち「視聴率の女王」と呼ばれるようになりました。
2006年、溝口敦氏の著作『細木数子 魔女の履歴書』が刊行されます。この本で裏社会との繋がり等が暴露され、これがテレビから姿を消す契機となったといわれています。
本の中には
「2008年春70歳。古希とともに魔女の時代は終焉を迎えた。妻妾同居の家に生まれ、中1でポン引きに立つ。
青年俳優との恋に破れ、玉の輿、婚家を3カ月で飛び出し、クラブのママ、暴力団総長の嫁、負債歌手の後見人に。
パクリ占術本で先生と呼ばれ、大物思想家の親族と婚姻訴訟。鑑定と墓石・仏壇販売で蓄財し、恫喝と罵倒で『視聴率の女王』となる。
本書は、細木の絶頂期に『週刊現代』で連載、6億円の損害賠償訴訟を起こされ ながらテレビ降板へと追い込んだ渾身のルポルタージュである。」
と紹介されていました。
2008年3月を以て、テレビでのレギュラー出演を終了させます。
表向きの理由は「テレビの仕事の充電期間を設けたい」「本業の仕事に専念する」ためだそうですが、実際は溝口敦氏の著作への訴訟問題か、暴力団との関係が原因とされています。
2021年11月8日、呼吸不全のため、東京都内の自宅で死去83歳没。
溝口敦氏のコメントは
「巨星墜つ、という言葉がありますが、大魔女が墜ちたという感想です。
彼女が生まれた百軒店は稲川会や安藤組などヤクザの縄張りで、実姉の夫も安藤組幹部。
細木自身もクラブに客で来た小金井一家総長の堀尾昌志にベタ惚れし、内縁の夫にした。
彼女の人生はシノギのネタ元に出会っては利用し尽くし、また次のシノギを見つけていく女ヤクザだったと言えるでしょう。
細木数子かズバリ溺れた「男とカネ」 年収24億も寂しき晩年。」
と語っています。
溝口さんの文章力がすごいです(笑)
②ズバリンのやり方
基本的に占術をパクるとか島倉千代子さんの件は僕はどうでもいいです。
そもそも神煕玲さんの本だろうが四柱推命だろうが六星占術だろうが何も相関性やデータの裏付けは一切ございません。
履いてる下駄を投げ、落ちてきた下駄が表か裏かどうなのか?と一緒です。
ただ、やり方はうまいし、商売の才能は半端じゃないのは間違いないです。その能力値だけは正直1万人に一人とか10万人に一人というべき才能です。使い古された表現ですが「天才」と称しても決して言い過ぎではありません。
一人の女性がやり方はどうであれ、あそこまでベストセラーになる本を出版し、視聴率の女王でテレビにひっぱりだこ、年収うん十億、10代で飲食店オーナー、ハッキリ言って並じゃない能力です。
人のをパクるとか暴力団の力を借りるとか、そういう汚い事をしてもここまで成功するのは並大抵の実力ではないです。
僕の1万倍はすごい人じゃないですかね。素直に。
そして島倉千代子さんも、最初は借金問題で困っていて、ズバリンに頼んで、そこは解決したんですが、後からガジられる。これは昔では893関係に物事頼んだ時によくあるケースなんですよ。
よく言う893が「なにか困った事があったらワシに言うておいでや」と声かけれらたからって、その後本当に、何かお願いすると、よっぽど高くつくっていう、言ってみれば「極道あるある」です。
なので島倉千代子さんも厳しい言い方なんですが、
僕から言うと身から出た錆的な部分があるんでは?と思います。
借金であれば、なんでもあれ悩み事はちゃんと自分で解決しないとダメなんですよ。
おそらくはズバリンが裏に手を回しての解決方法っていうのを知っていたはずですよ、大人ですからね。
しかしズバリンが一番ダメだったのは墓石と仏壇を売る霊感商法でしょう。なかなか見事な手ではあるんですが、ズバリンが有名になり過ぎたので、これもバレてしまいました。
通常の占い師や霊媒師がやる霊感商法はパワーストーンブレスレット、石、水、お香にアロマ、そういったものを「恋愛運があがる」「金運が上昇する」「健康運がアップする」という言い方をして販売するやり方、これが霊感商法です。要するに占い師が相談者にそのままダイレクトに売っています。
200円、300円くらいのお守りなら訴えられないものの、数万円のモノを売って効果がなかった場合、
あとで訴えられるリスクがございます。
まぁ当たり前ですよ、石や水などで運気があがる事などあるわけがないんですから。
そのリスクを無くした方法をズバリンは考え出しました。
まずズバリンが頭の良い点は、どの悩みにでも通用する不安商法を考え出したところです。
仕事、恋愛、お金、健康、すべてがうまくいかないのは、先祖をきちんと供養していないからだ、
と一見まともなそうなセリフを言います。
あなたがここにいてるのは先祖がいたからこそ、いいお墓に入れて、毎日手を合わせてるか?と問います。
ほとんどの人はたまにお墓参りは行くものの、毎日仕事も忙しいし、
手を合わせていないでしょう。
その部分にまず付け込みます。
先祖をきちんと供養する、その為にはちゃんとしたお墓が必要だと説きます。
そして次に編み出したのが「墓相」です。「手相」や「人相」と同じように墓には相があり、
間違った形のお墓にしていれば供養は出来ていない。と話します。
そこでズバリンが墓相を観て、墓の設計図を書いてあげるといいます。この設計図自体は相談料に含まれており、10万円だったり、40万円だったり、80万円だったり人によって変えていたみたいです。
被害に遭った僕の相談者さん達も皆値段が違いました。そしてズバリンがお墓代を取るわけではなく、あくまでもお墓屋さんを紹介するだけ。相談者さんは墓屋さんにお金を支払います。そしてその半額がマージンとしてお墓屋さんからズバリンに支払われます。
これにより、直接相談者さんからお金を受け取っていないシステムを
開発しましたので、非常にバレにくかったわけですね。
墓を購入した側は、ズバリンとの繋がりと、墓石屋からのバックマージンがズバリンに
振り込まれている事を証明しないといけませんからね。
ただではないズバリンの霊感商法、さすがです。
③ズバリンと戦ったお客さん
さて、冒頭で話したように僕は業界が一緒だったのでズバリンと直接対決はしていませんが。ズバリンに引っかかったお客さんを数名知っていますし、助言もしました。
それでもズバリンは相当手ごわかったです。
まず前項目のやり方をしているので、かなり問い詰めるのが難しかったという点です。
色々手を変え品を変えていたので、墓屋からズバリンへの直接振り込みではなく、一時期はズバリンが持っていた宗教法人を絡めて、みたいな話を戦っていた人から聞きました。
敵もさるもの引っ搔くものでして、そうそうボロを出さない仕組みになっております。
もう一つの強かった点はやはりズバリンの背景です。
戦いを挑んだものにはそっちからの脅しが入った事もありました。僕の相談者にもきっちりと電話がありましたね。録音していないのがミスですが。
まぁスマホも無かった時代、いきなり電話かかってきてパッと録音する人とか
中々いませんからね。
そこで戦おうとしていた人も意気消沈・・・みたいな事がありました。
なのでほとんどの人が最後まで戦えませんでした。問い詰めるのが難しいですし、最終的にはご先祖様にいいお墓を買う事自体は悪い事ではないか、と泣き寝入りした人がほとんどでした。
そういう事を想定していてなのか、お墓というアイテムを売っていたのがミソだったのかもしれません。
僕の相談者さんなんかは彼女の被害にあった1%にも満たないでしょうが、
彼女によって地獄を見た人は多数でしょう。
無理に墓を買って、無論よくなるわけもないので、借金地獄に落ちた人は無数にいるはずですが、彼女はたったの一度も逮捕はされていません。
イニシャル観相学で面相を観ましたが、贅沢三昧の人の顔付でした。
④まとめ
彼女がやった霊感商法は絶対に許されるべきではありません。
しかし、人生がうまくいかないからといって占いを頼ったり、努力する事を捨て、墓石を買えばすべてがうまくいくと安直に考えるのはトラストリテラシーが低すぎるとしか言えません。厳しい意見ですが。
騙す側が一番悪いのは間違いない事実ですが、やっぱり簡単に騙されてしまう側にも少しは問題があるのでは?と今回の記事を作っていて、悲しいながら感じてしまいました。
けんけんTVおよびこのサイトを観ている視聴者様は、
占いはあくまでもエンタメと理解して絶対にそういったものには一円もお金を遣わずに自分を救う、自分の人生を良くするのは自分しかない
という事だけ肝に銘じてください。
という事で本日はズバリンの一生を話しました。
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