婚活アプリで知り合った女性に睡眠導入剤を飲ませて乱暴したとして、「リクルートマーケティングパートナーズ」社員の柳沢翔容疑者(28=名古屋市中区)が2日、準強制性交の容疑で愛知県警に逮捕された。
柳沢容疑者は4月30日午後7時半ごろ、初めて会った30歳の女性と中区内の飲食店で食事。柳沢容疑者は言葉巧みに酒を進め、女性をホロ酔いにさせると、「二日酔い防止の薬を飲んだら」とウソをつき、睡眠導入剤を飲ませた。
薬が効き始め、もうろうとしている女性を自宅マンションに連れ込んで乱暴した疑いだ。
5月上旬、女性が警察に被害を申し出て犯行が発覚。柳沢容疑者は婚活アプリに実名で登録しており、複数の女性から同様の被害相談が警察に届いているという。
柳沢容疑者が在籍していたリクルートマーケティングパートナーズは、結婚情報誌「ゼクシィ」を発行。その“ブランド”を生かし、14年12月から「ゼクシィ縁結び」「ゼクシィ恋結び」の2つの婚活アプリをスタートさせていた。
ちなみに「ゼクシィ縁結び」は、プランによって、男性は2000~4000円程度の月会費を払い、女性会員とマッチングやメッセージの交換ができる仕組みになっている。
こうしたマッチングアプリは婚活市場で年々存在感を増し、ユーザー数の増加に伴なって今回のような事件も増えているようだが、柳沢容疑者は自社のアプリを使っていたのか。リクルートマーケティングパートナーズに問い合わせてみたところ……。
「(柳沢容疑者は)確かに弊社の社員ですが、『ゼクシィ』に関わる業務には一切、携わっておりません。現在、弊社でも事実関係を調査中ですので、詳細は差し控えさせていただきたいと思います」(広報担当者)
理想のウェディングを求める女性が一度は手に取るといわれる「ゼクシィ」発行元の社員が、クスリを飲ませて女性を暴行とは、イメージが悪すぎる。
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