二戸署は18日、未成年の女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで、元二戸市議会議長の行政書士小笠原清晃容疑者(76)=同市堀野長瀬=を再逮捕した。
逮捕は3回目。
小笠原容疑者は「無理やりではなかった」などと容疑を否認している。
再逮捕容疑は6月27日午後1時ごろ、市内の事務所内で岩手県北在住の10代女性に抱き付き、胸を触るなどわいせつな行為をした疑い。
同署によると、小笠原容疑者は共通の知人を介して女性と知り合い、現場となった自身の事務所で初めて会ったという。
調べに対し、胸を触ったことは認めているが、「わいせつな気持ちでやったわけではない」などと供述している。
一方、盛岡地検は18日、2回目の逮捕容疑となった県北在住の別の10代女性に対する、県の青少年のための環境浄化に関する条例違反の罪で、小笠原容疑者を起訴した。
起訴状によると、7月22日、一戸町内の駐車場の車内で、18歳未満と知りながらキスをするなどのわいせつな行為をしたとしている。
警察は余罪についても調べている。
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